兄弟への新築祝い相場は?金額マナーと人気ギフト
兄弟が新築の家を建てたという、人生の大きな節目となる嬉しい知らせ。心からのお祝いを贈りたいけれど、「兄弟への新築祝いの相場は一体いくらなんだろう?」と、金額のことで頭を悩ませていませんか。金額が大きすぎてもかえって気を遣わせてしまうかもしれませんし、かといって少なすぎても失礼にあたらないか、一般的な相場をしっかりと把握しておきたいですよね。中には関係性の深さから10万といった高額なお祝いを考える方もいるでしょう。一方で、ご自身の状況によっては、様々な事情から新築祝いをあげないという選択肢について考えることもあるかもしれません。いずれにしても、せっかく贈るのであれば、相手の心に響き、本当に喜んでもらえる貰って嬉しい物を贈りたいものです。特に、こだわりの詰まった新居の雰囲気に合うオシャレなアイテムや、あなたのセンスが光るハイセンスなプレゼントを選べると、お祝いの気持ちも一層伝わるはずです。
この記事では、そんな兄弟への新築祝いに関する相場やマナー、プレゼント選びのあらゆる疑問に、専門的な視点から詳しくお答えします。
- 兄弟との関係性や年代別の新築祝い相場
- 現金を贈る際や高額なお祝いをする時のマナー
- 新築祝いで本当に喜ばれる人気ギフトの選び方
- お祝いを贈る際に避けるべきタブーと注意点
兄弟への新築祝い、相場に関する様々な疑問
- 兄弟への新築祝いの相場はいくらですか?
- 30代の兄弟に贈る場合の金額目安
- 40代の兄弟への新築祝い相場
- 50代の兄弟へはいくら包むべき?
- 新築祝いに2万円は少ない?
- 新築祝いに5万円は兄弟に失礼?
- 10万など高額なお祝いを渡す際の注意点
- 兄弟の新居祝いに現金でいくらあげればいい?
- 事情により新築祝いをあげないのはあり?
兄弟への新築祝いの相場はいくらですか?

結論から言うと、兄弟へ贈る新築祝いの一般的な相場は10,000円~30,000円です。これは、親しい間柄でありながらも、友人よりは少し改まった関係性を反映した金額と言えます。もちろん、これはあくまで目安であり、あなた自身の年齢や社会的立場、兄弟との関係性の深さ、また他の兄弟姉妹との兼ね合いによって柔軟に調整するのが一般的です。
特に重要なのが、過去のお祝いのやり取りです。もし、以前にあなたが兄弟から新築祝いや結婚祝いなどを貰っている場合は、その時にいただいた金額と同程度のものをお返しするのが基本的なマナーとされています。もし正確な金額が分からない、あるいは忘れてしまった場合は、角が立たないように両親にそれとなく相談してみるのが良いでしょう。「〇〇(兄弟の名前)の時、うちはどうしたんだっけ?」と尋ねれば、家族内の慣例を知るきっかけにもなります。
関係性別の相場一覧(詳細版)
兄弟以外の関係性における相場も知っておくと、より適切な金額を判断しやすくなります。以下に一般的な相場と簡単な注釈をまとめました。
贈る相手 | 金額相場 | 備考 |
---|---|---|
兄弟・姉妹 | 10,000円~30,000円 | 最も一般的。関係性や年齢で調整。 |
親 | 50,000円~100,000円 | 子どもの大きな門出を祝う意味合い。援助の意味も含む。 |
友人・知人 | 5,000円~10,000円 | 親しい友人なら連名で少し高価なものを贈ることも。 |
職場の同僚 | 5,000円~10,000円 | 部署内で連名にする場合も多い。一人あたり3,000円程度。 |
職場の上司 | 10,000円~30,000円 | 目上の方なので失礼のない金額を。現金は避けるのが無難。 |
また、繰り返しになりますが、他に兄弟がいる場合は、お祝いを贈る前に必ず事前に相談し、金額をある程度合わせておくことを強くおすすめします。「うちは〇円くらいで考えようと思うんだけど、どうする?」と一本連絡を入れるだけで十分です。兄弟間で贈る金額に大きな差が出てしまうと、後々「自分だけ少なかった」「あの人だけ多かった」といった不要な軋轢を生み出しかねないため、細心の注意を払いましょう。
30代の兄弟に贈る場合の金額目安

30代の兄弟へ贈る新築祝いの相場は、20,000円前後がひとつの目安になります。もちろん、一般的な相場である10,000円~30,000円の範囲内で、あなたの経済状況に合わせて選んで全く問題ありません。
30代は、国土交通省の調査によると初めて住宅を取得する平均年齢に近く、結婚や出産といったライフイベントが重なる時期でもあります。住宅ローンを組んだばかりで何かと物入りな時期ですから、新生活で本当に役立つ実用的なものを贈ると大変喜ばれるでしょう。
この年代には、相手が好きなものを自由に購入できる現金や商品券が特に人気です。もし品物を贈る場合は、コーヒーメーカーやホットプレート、高機能なドライヤーといった「あると嬉しいけれど、自分たちではなかなか買い替えのきっかけがない」便利な調理家電や生活家電が狙い目ですよ。
なぜ現金や商品券が喜ばれるのか?
新築時には、家具や家電といった大きな買い物以外にも、カーテン、外構工事、新しい食器、収納グッズなど、細々とした出費が予想以上にかさむものです。現金や商品券は、そうした「かゆいところに手が届く」出費に充当できるため、非常に現実的でありがたい贈り物と受け取られます。
この年代は、贈る側も贈られる側もまだ経済的に基盤を固めている最中であることが多いです。高価なものを贈って相手に気を遣わせるよりも、無理のない範囲で、心のこもったお祝いの気持ちを伝えることが最も大切になります。
40代の兄弟への新築祝い相場

40代の兄弟へ贈る場合は、少し相場が上がり、30,000円~50,000円程度が一般的とされています。30代の頃よりもお互いに経済的な余裕が出てくることや、家の規模や質も上がる傾向にあるため、お祝いの相場もそれに伴って少し高くなるのです。
40代になると、多くの場合で生活スタイルがある程度確立され、持ち物にも一家言あるような、こだわりが出てくる方が多いです。そのため、贈り物は「数や量」よりも「質や特別感」を重視すると良いでしょう。間に合わせで選んだ安価なものを贈るより、少し高くても長く使える上質なものを選ぶのがポイントです。
例えば、具体的には以下のようなものが挙げられます。
- 有名ブランドの上質なタオルセット:今治タオルや、海外の高級ブランドのものなど、肌触りが格別なもの。
- デザイン性の高い高級食器やグラス:来客時にも使えるような、有名ブランドのペアグラスや大皿など。
- 自分では買わないような少し贅沢な家電:デザイン性の高いオーディオ機器や、高性能な掃除機など。
インテリアのテイストに注意
40代になると、家のインテリアにも明確な好みやテーマを持っていることが多いです。ナチュラル系、モダン系、北欧系など、兄弟の家のテイストを事前にリサーチせずに、デザイン性の強いインテリア雑貨を贈るのは少しリスクが伴います。好みに合わなかった場合、かえって置き場所に困らせてしまう可能性があるため注意しましょう。
もし相手の趣味や好きなブランドを事前にリサーチできるならベストですが、難しい場合は上質なグルメや特別な体験を選べるカタログギフトも、失敗が少なく満足度の高い選択肢です。
50代の兄弟へはいくら包むべき?

50代の兄弟への新築祝いも、40代と同様に30,000円~50,000円が目安となります。これまでの付き合いの深さや、あなたが年長者であるか年少者であるかといった関係性を踏まえ、それ以上の金額を包むこともあります。
50代は、多くの場合で子育てが一段落し、「夫婦二人の時間を楽しむ」「自分の趣味に時間をかける」といった、新しいライフステージに移行している可能性があります。そのため、単なる実用品というよりも、「日々の暮らしを豊かに、そして快適にする」アイテムが特に喜ばれる傾向にあります。
50代に喜ばれる贈り物の3大キーワード
プレゼント選びに迷ったら、「上質」「健康」「趣味」の3つのキーワードを軸に考えてみましょう。
- 上質:カシミヤのブランケット、切れ味の良い包丁セット、保温性に優れた高級な鍋(ストウブなど)
- 健康:高性能なマッサージクッション、スマートウォッチ、上質なパジャマやルームウェア
- 趣味:こだわりのコーヒー豆とセットにしたドリップマシーン、好きなアーティストのレコードプレーヤー、本格的なガーデニング用品
この年代の方へは、生活に必要なものは一通り揃っていることがほとんどです。そのため、プレゼントが被ってしまうのを避けるためにも、「何か欲しいものある?」「今、気になっている家電とかない?」と、事前に欲しいものを直接聞いてみるのが最も確実で親切な方法と言えるでしょう。
新築祝いに2万円は少ない?

結論として、新築祝いに20,000円という金額は決して少なくありません。むしろ、非常に適切で一般的な金額です。前述の通り、兄弟への相場は10,000円~30,000円ですので、20,000円はそのど真ん中を行く、誰にとっても納得感のある金額と言えます。
特に、あなたが20代や30代前半で、社会人経験がまだ浅い場合や、兄弟との年齢が近い場合には、非常に妥当な金額です。お祝いにおいて最も大切なのは、金額の大小よりも、相手の新しい門出を祝う気持ちです。相場の範囲内できちんとお祝いを贈ることで、相手が余計な負担を感じることもなく、素直に喜んでくれるでしょう。
もし「現金2万円だけをポチ袋で渡すのは、少し味気ないかな?」と感じる場合は、一工夫加えるのがおすすめです。「現金10,000円+10,000円相当のプレゼント」のように、現金と品物を組み合わせるのも非常にスマートな方法ですよ。プレゼントには、自分では買わないような少し高級な焼き菓子や、産地直送のジュースセットなど、後に残らない「消えもの」を選ぶと、相手の好みを外す心配もありません。
新築祝いに5万円は兄弟に失礼?

新築祝いに50,000円を贈ることは、金額自体が失礼にあたることは基本的にはありません。特に、あなたが兄弟の中で年長者であったり、過去に結婚などで高額なお祝いをいただいていたり、ご自身の経済状況に余裕がある場合には、感謝とお祝いの気持ちをしっかりと示すための選択肢となり得ます。
ただし、良かれと思ってしたことが裏目に出ないよう、いくつか心に留めておくべき注意点が存在します。
高額なお祝いを贈る際の注意点
最大の注意点は、相手に精神的な負担をかけてしまう可能性があることです。高額なお祝いを受け取った兄弟は、「こんなに貰ってしまった…お返し(内祝い)はどうしよう」と悩ませてしまう可能性があります。新築祝いのお返しは一般的に不要または少額で良いとされていますが、それでも気にしてしまう人は少なくありません。
また、他の兄弟がいる場合、その方たちとの金額のバランスも非常に重要です。もし他の兄弟が20,000円~30,000円を贈っている中で、一人だけ突出して50,000円を贈ると、悪気はなくても人間関係に波風を立ててしまう恐れがあります。慎重な判断が求められます。
もし50,000円程度の予算でお祝いを考えているのであれば、両親や他の兄弟と連名(合同)で、一つの豪華な家電(例:ドラム式洗濯乾燥機、大型テレビなど)をプレゼントする形も大変おすすめです。そうすれば、一人あたりの負担は抑えつつ、相手にとっても実用的で非常に嬉しい、記憶に残る贈り物になります。
10万など高額なお祝いを渡す際の注意点

前述の通り、50,000円でも相手に気を遣わせてしまう可能性があるため、100,000円という金額は、兄弟へのお祝いとしてはかなり高額であると、まず認識しておく必要があります。この金額は、一般的には親から子へ、新生活を経済的に援助する意味合いを込めて贈られるケースがほとんどです。
もちろん、地域の慣習や家族間の特別なルール、あるいはあなたが独身で経済的に非常に余裕があるなど、問題ないケースも存在します。しかし、贈る前には以下の点を必ず自問自答し、確認するプロセスを踏みましょう。
- 相手に過度なプレッシャーを与えないか?:高額なお祝いは、純粋な「おめでとう」の気持ちを超えて、相手に精神的な負担や、「何か高額なお返しをしなければ」という義務感を与えてしまう可能性があります。
- 他の親族とのバランスは取れているか?:他の兄弟や両親が贈る金額とあまりにもかけ離れていると、「なぜあの人だけ?」といった誤解や嫉妬を生む火種になりかねません。親族間の調和を乱すリスクを冒す必要はありません。
もし、どうしても高額な金銭的援助をしたいという強い気持ちがあるのであれば、「新築祝い」というフォーマルな名目ではなく、「家具でも買って。これはお祝いとは別だから気にしないで」といった形で、少し違うニュアンスで渡すなどの配慮も有効かもしれません。いずれにしても、独断で決めてサプライズにするのではなく、事前に相手の意向や家族の意見を聞くことが、円満な関係を保つ上で最も大切です。
兄弟の新居祝いに現金でいくらあげればいい?

新築のタイミングは、住宅ローンだけでなく、引っ越し費用、新しい家具や家電の購入など、何かと物入りで出費がかさむものです。そのため、現金や全国共通で使える商品券は、相手が本当に必要なものに使えるため、非常に実用的で喜ばれる贈り物の筆頭です。品物のように「趣味に合わないかも…」と悩む心配もありません。
現金を贈る場合、金額はこれまで解説してきた相場(一般的には10,000円~30,000円、年齢に応じて~50,000円)を参考に決めると良いでしょう。そして、ただ現金を渡すのではなく、お祝いの気持ちをきちんと伝えるためには、守るべき大切なマナーがあります。
現金を贈る際の大切なマナー
- 必ず新札を用意する:お祝い事で贈るお札は、シワや汚れのない新札(ピン札)を用意するのが鉄則です。銀行の窓口や両替機で準備できます。これは「あなたの新しい門出のために、前もって準備していました」という心遣いを表現する大切な意味合いがあります。
- 適切なご祝儀袋に入れる:現金はそのまま渡さず、必ずご祝儀袋に入れます。新築祝いの場合、水引(飾り紐)は「紅白の蝶結び」のものを選びます。蝶結びは何度でも簡単に結び直せることから、「何度あっても嬉しいお祝い事」に使用される縁起物です。
- 表書きと中袋を正しく書く:ご祝儀袋の表書き、水引の上段には毛筆や筆ペンで「御新築御祝」またはシンプルに「御祝」と書きます。水引の下段には、自分の名前をフルネームで少し小さめに書きます。また、中袋(内袋)の表面には包んだ金額を「金 参萬圓」のように大字(旧字体)で書き、裏面には自分の住所と名前を記入するのが正式なマナーです。
これらのマナーをしっかりと守ることで、単なる金銭の受け渡しではなく、心のこもったお祝いの気持ちがより一層丁寧に相手に伝わります。
事情により新築祝いをあげないのはあり?

結論から言うと、ご自身の経済的な事情が厳しい、兄弟と長年疎遠になっているなどのっぴきならない理由がある場合、新築祝いを「あげない」あるいは「相場より少ない金額にする」という選択肢も、現実的にはあり得ます。
ただし、親しい間柄である兄弟の大きな門出に対して、何の連絡もアクションもしないままだと、今後の関係に悪い影響が出てしまう可能性は否定できません。「お祝いをくれなかった」という事実が、小さなしこりとして残ってしまうこともあります。もしお祝いを贈らない、あるいは満額の相場を贈ることが難しい場合は、何もしないのではなく、以下のような誠意ある対応を検討してみましょう。
お祝いを贈れない・減額する場合の心のこもった代替案
- 手紙やお祝いのメッセージカードを丁寧に書く:「新築おめでとう!落ち着いたらぜひ遊びに行かせてね」といった温かい言葉を伝えるだけでも、相手の受け取り方は大きく変わります。祝福の気持ちが伝わることが最も重要です。
- 手頃でも心のこもった手土産を持参する:相場に満たなくても、3,000円~5,000円程度の、少し高級で話題のお菓子や、おしゃれなパッケージのハンドソープなどを「手土産」として持参するのも良い方法です。
- 新居のお披露目会に笑顔で参加し、家を褒める:もし新居に招待されたら、喜んで参加しましょう。そして「素敵なキッチンだね!」「この壁紙おしゃれ!」など、具体的に家を褒めることで、祝福の気持ちは十分に伝わります。その際も、もちろん手土産は忘れずに持参しましょう。
- 後日、改めて食事に誘う:「お祝いが遅くなったけど」と一言添えて、食事をご馳走するのもスマートな方法です。
最も大切なのは、相手の新しい門出を祝う気持ちを、あなたなりの形で誠実に示すことです。黙って何もしないのではなく、心のこもったコミュニケーションを心がけましょう。
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兄弟への新築祝いの相場で選ぶおすすめギフト
- 新築祝いで本当に貰って嬉しい物
- 新居で役立つオシャレなプレゼント
- 相手の趣味に合うハイセンスな贈り物
新築祝いで本当に貰って嬉しい物

相場内でプレゼントを選ぶ際、最も重要なのは「相手が本当に貰って嬉しい物」つまり、実用性と満足度の高い物を選ぶことです。様々なアンケート調査などを見ても、一般的に新築祝いで喜ばれるものには、以下のような共通した特徴があります。
それは、「自分ではなかなか買わないけれど、あると日々の生活が少し豊かになる、ワンランク上の実用品」です。これがプレゼント選びにおける最大のポイントになります。例えば、毎日使うタオルや食器でも、GOTS認証を受けたオーガニックコットンを使用した高級なものであったり、憧れの北欧ブランドのものであったりすると、使うたびに嬉しい気持ちになり、特別感が増します。
また、デザインに関しては、新居のインテリアテイストを邪魔しない、シンプルで洗練されたデザインのものを選ぶのが無難であり、最も好まれます。逆に、個性的で奇抜なデザインのインテリア雑貨や、大きなスペースを必要とする置物などは、相手の趣味に合わなかった場合に「嬉しいけど、置き場所に困る…」という事態を招く可能性があるため注意が必要です。
色々と考えすぎて分からなくなってしまったら、最終手段にして最強の方法があります。それは、本人に直接欲しいものを聞いてしまうことです。「新築祝いで何かプレゼントしたいんだけど、リクエストある?」とストレートに聞くのは、親しい兄弟の間柄だからこそできること。これが、お互いにとって最もハッピーで、失敗のない結果になることが多いですよ。
新居で役立つオシャレなプレゼント

「オシャレ」なプレゼントは、新しい家の新しい生活への期待感をさらに高めてくれる、人気の選択肢です。ただし、ここで言う「オシャレ」とは、単に見た目が美しいだけでなく、日々の暮らしに寄り添う「実用性」を兼ね備えていることが絶対条件になります。
オシャレなキッチングッズ
新しいキッチンは、誰にとっても一番こだわりたい場所の一つ。そこで使いたくなるような、デザイン性の高いキッチングッズは、定番ながらも非常に喜ばれるギフトです。
例えば、BALMUDA(バルミューダ)公式サイトで紹介されているような電気ケトルやトースターは、そのミニマルで洗練されたデザインと、パンを格別に美味しく焼き上げるなどの高い機能性で、もはや定番の人気を誇ります。また、鋳物のような質感がオシャレな『BRUNO(ブルーノ)』のコンパクトホットプレートは、食卓を華やかに彩り、たこ焼きプレートも付属しているなど、家族や友人とのホームパーティーで大活躍するため喜ばれます。
上質な日用品
普段の生活で必ず使うものだからこそ、自分ではなかなかお金をかけない。そんなワンランク上の日用品も、センスの良い贈り物としておすすめです。
世界的スキンケアブランド『Aesop(イソップ)』のハンドウォッシュは、そのアンバーなボトルデザインが象徴的。ただ洗面所やキッチンに置いてあるだけで、空間全体がまるでホテルのようにオシャレになります。また、オーガニックコットンとバンブーレーヨンで作られた『Hippopotamus(ヒポタマス)』のタオルは、ヴィヴィッドで美しいカラーリングが特徴。抜群の吸水性と、ふわふわの肌触りで、毎日のお風呂上がりが贅沢な時間になります。何枚あっても困らないという実用性も、贈り物として非常に優れています。
相手の趣味に合うハイセンスな贈り物

「ハイセンス」な贈り物とは、流行っているから、人気だからという理由だけで選ぶのではなく、相手のライフスタイルや趣味、価値観を深く理解した上で選び抜かれた、こだわりの一品です。ありきたりなものを贈りたくない、という場合に最適です。相手の「好き」に寄り添うことで、よりパーソナルで心のこもったお祝いになります。
コーヒーが好きな兄弟へ
毎日コーヒーを飲むのが習慣という方なら、コーヒータイムをより豊かにするアイテムが喜ばれます。イギリスのブランド『Russell Hobbs(ラッセルホブス)』のコーヒーメーカーやカフェケトルは、クラシックで飽きのこないデザインが魅力です。また、豆から挽くこだわり派なら、デザイン性の高いコーヒーミルなども良いでしょう。さらに一歩進んで、ワイン好きがグラスを使い分けるように、『Sghr(スガハラ)』の職人による手作りのグラスでコーヒーを味わう、という新しい体験をプレゼントするのも素敵です。
料理が好きな兄弟へ
料理をすることが趣味、という兄弟には、機能性とデザイン性を両立したプロ仕様の調理器具がおすすめです。フランス製の鋳物ホーロー鍋『Staub(ストウブ)』は、その高い熱伝導性と蓄熱性で、肉や野菜の旨味を最大限に引き出し、料理を格段に美味しく仕上げてくれます。キッチンにあるだけで絵になる美しいデザインも魅力です。また、スイス生まれの『bamix(バーミックス)』のハンドブレンダーは、パワフルなモーターで一台で「つぶす・混ぜる・泡立てる」などを簡単にこなせる優れもの。ポタージュ作りや離乳食作りなど、料理の幅を大きく広げてくれます。
知っておきたい、新築祝いの贈り物のタブー
お祝いの気持ちで贈ったものが、意図せずマナー違反になってしまわないよう、古くから伝わる贈り物のタブーも知っておくと安心です。
- 火事を連想させるもの:キャンドル、アロマオイル、ライター、灰皿、また暖房器具やコンロなども含まれます。赤い色のものも火を連想させるため、ラッピングなども含めて避けるのが無難とされています。
- 家を傷つける・踏みつけるもの:壁に釘やネジで穴を開ける必要がある壁掛け時計や絵画。また、玄関マットやスリッパなどの「踏みつける」アイテムも、相手を踏み台にするという意味合いで失礼にあたるとされています。
ただし、これらはあくまで伝統的な慣習です。親しい間柄の兄弟で、相手から「壁掛け時計が欲しい」と具体的にリクエストがあった場合は、もちろん贈っても全く問題ありません。
兄弟への新築祝いの相場を理解して選ぼう
この記事では、兄弟への新築祝いの相場や年代別の金額、現金やプレゼントを贈る際のマナー、そして具体的なギフトの選び方について、詳しく解説してきました。大切な兄弟の新しい門出を心から祝福するために、最後に本記事の重要なポイントをリストで振り返りましょう。
- 兄弟への新築祝いの一般的な相場は1万円から3万円
- 自身の年齢が上がると相場も3万円から5万円に上がることがある
- 過去に自分が貰ったお祝いの金額を参考にするのが基本的なマナー
- 他の兄弟がいる場合は金額の足並みを揃えるため事前に相談する
- 30代には新生活の足しになる実用的な現金や便利な調理家電が人気
- 40代や50代には質や特別感を重視した上質なアイテムを選ぶ
- 2万円という金額は相場の中心であり決して少なくない適切な額
- 5万円や10万円など高額な場合は相手に気を遣わせない配慮が必須
- 現金を贈る際は必ず新札を用意し紅白の蝶結びのご祝儀袋に入れる
- ご祝儀袋の表書きや中袋もマナーに沿って丁寧に記入する
- 事情があって贈れない場合も手紙やメッセージで祝福の気持ちを伝える
- プレゼントは「自分では買わないワンランク上の実用品」がキーワード
- オシャレなだけでなく日々の暮らしで役立つ実用性を兼ね備えていることが重要
- 相手の趣味やライフスタイルに合わせたハイセンスな贈り物は満足度が高い
- 火事を連想させる赤い物や家を傷つける壁掛け時計などは避けるのが無難
- 最も大切なのは金額の大小よりも相手の新しい門出を心から祝う気持ち
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