お世話になった先生への手紙と例文集。プレゼントも紹介!
こんにちは。贈答品の達人手帖、運営者の「TAKE」です。
卒業や退職、異動のシーズンになると、「お世話になった先生 手紙 例文」というキーワードで検索する方が増えるみたいですね。感謝の気持ちを伝えたいけれど、いざ書こうとすると、先生への手紙の書き方って迷いませんか?
特に、敬称は「先生 様」でいいのか、時候の挨拶はどうするか、結びの言葉は…など、失礼があってはならないと思うほど、不安になるものです。私自身、大学の恩師にメールを送るとき、これで正しいマナーなのかと何度も見直した経験があります。
この記事では、そうした手紙の基本的なマナーから、保護者として、あるいは卒業生として送る具体的なシチュエーション別の例文まで、幅広くカバーしていきます。手紙だけでなく、感謝の気持ちを伝えるプレゼント選びのヒントもご紹介しますね。
- 手紙の基本構成と正しい敬称の使い方
- 【シチュエーション別】すぐに使える手紙やメールの例文
- 大学教授へメールを送る際の特有のマナー
- 手紙に添えたい、先生が喜ぶプレゼントの選び方
お世話になった先生への手紙と例文の基本

まずはじめに、先生へ手紙を書く上での「基本の型」と、最も間違いやすい「マナー」についておさえておきましょう。この基本さえ押さえておけば、手紙を書くことへのハードルがぐっと下がり、自信を持って感謝の気持ちを綴れるかなと思います。
手紙の正しい構成と書き方

改まった手紙には、守るべき「型」があります。この流れに沿って書くことで、内容が整理されるだけでなく、相手への敬意と誠意がより一層伝わりますよ。まずはこの基本構成をマスターしましょう。
手紙の基本構成(7ステップ)
- 頭語 (とうご): 「拝啓」など、手紙の冒頭にくる挨拶です。
- 時候の挨拶 (じこうのあいさつ): 季節感を表す挨拶。「春風が心地よい季節となりました」など。
- 感謝の言葉: 日頃のお世話になっていることへの感謝を述べます。
- 本文: 具体的なエピソードや伝えたいことを書く、手紙のメイン部分です。
- 結びの挨拶: 相手の健康を気遣う言葉や、今後の活躍を祈る言葉で締めくくります。
- 結語 (けつご): 「敬具」など、最後にくる結びの言葉。頭語とセットで使います。
- 後付 (あとづけ): 日付、自分の氏名、宛名(〇〇先生)を最後に記します。
この7ステップを意識するだけで、手紙の「骨格」がしっかりします。それぞれの役割をもう少し詳しく見てみましょう。
1. 頭語 (とうご) と 結語 (けつご)
頭語は「こんにちは」、結語は「さようなら」のような役割を果たします。この2つは必ずセットで使うのがルールです。
- 「拝啓」と「敬具」: 最も一般的で丁寧な組み合わせ。先生への手紙として最適です。
- 「謹啓」と「謹言(または敬白)」: 「拝啓」よりもさらに敬意が高い表現。特に改まった内容の際に用います。
- 「前略」と「草々」: 時候の挨拶などを省略する略式の表現。目上の方である先生への手紙では、使用を避けるのが賢明です。
- (女性の場合)「かしこ」: 女性は、丁寧な手紙の結語として「かしこ」を使うことができます。この場合、頭語は「拝啓」でも、なくても構いません。
迷ったら「拝啓」と「敬具」のセットを選んでおけば間違いありません。
2. 時候の挨拶 (じこうのあいさつ)
頭語に続けて、季節感を表す挨拶文を記します。本文に入る前の「クッション」のような役割ですね。「春陽の候、」といった漢語調や、「桜の花が咲くころとなりましたが、」といった口語調があります。
3. 感謝の言葉
時候の挨拶の後は、まず感謝の言葉を述べます。「〇〇先生におかれましても、お変わりなくお過ごしのことと存じます。」といった相手を気遣う言葉に続き、「日頃は大変お世話になっております。」など、感謝を伝えます。
4. 本文
ここが手紙の「心臓部」です。感謝の気持ちを伝える具体的なエピソードや、近況報告、伝えたい用件などを記します。
5. 結びの挨拶
本文を書き終えたら、相手の健康や幸福、今後の活躍を祈る言葉などで締めくくります。「末筆ながら、先生のますますのご健勝をお祈り申し上げます。」といった形です。
6. 後付 (あとづけ)
最後に、日付、差出人の氏名、宛名を記します。
- 日付: 令和〇年三月十五日 など
- 差出人: 自分のフルネーム
- 宛名: 〇〇 〇〇 先生
この順序で書くのが一般的です。
敬称マナー:「先生 様」は間違い?

これ、本当に多くの方が悩むポイントだと思います。結論から言うと、「〇〇先生 様」という書き方は間違いです。
なぜかというと、「先生」という言葉自体がすでに敬称(相手を敬う言葉)だからです。「様」も同じく敬称。敬称を二つ重ねてしまうことを「二重敬語」と呼び、マナー違反とされています。
文化庁が定めた「敬語の指針」においても、「先生」は教師、医師、弁護士など、特定の職にある人に対する敬称として用いられると明記されています。(出典:文化庁「敬語の指針」P.40)
宛名の正しい例と間違い
- 正しい例: 〇〇学校 山田 太郎 先生
- 正しい例(大学教授など): 〇〇大学 鈴木 花子 教授
- 間違いの例: 山田 太郎 先生 様
- 間違いではないが…: 山田 太郎 様(「様」でも間違いではありませんが、職業への敬意を示す「先生」または「教授」を用いるのが最適解です)
- 間違いの例(姓のみ): 〇〇先生(可能な限りフルネームを記載するのが丁寧です)
宛名は「フルネーム」+「先生」が最も丁寧で確実な書き方です。メールでも手紙でも、このルールは共通ですよ。
「御中」との使い分け
もう一つ間違いやすいのが「御中(おんちゅう)」です。「御中」は、会社や部署、学校といった「組織・団体」宛に使う敬称です。個人名が判明している(=先生の名前がわかる)場合は、決して使用しません。
- 間違い: 〇〇学校 御中 山田 太郎 様(先生)
- 正しい: 〇〇学校 山田 太郎 先生
- 正しい(担当者不明の場合): 〇〇学校 教務課 御中
時候の挨拶と結びの言葉
「拝啓」の後に続く「時候の挨拶」や、本文を締めくくる「結びの挨拶」は、手紙の印象を柔らかく、そして丁寧にしてくれる大切な要素です。
季節ごとに決まったフレーズがあるので、いくつか覚えておくと便利です。改まった印象の「漢語調」と、柔らかい印象の「口語調」があり、相手との関係性で使い分けます。
| 月 | 改まった表現 (漢語調) | 柔らかい表現 (口語調) |
|---|---|---|
| 1月 | 新春の候、寒冷の候 | 厳しい寒さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。 |
| 3月 | 春分の候、春陽の候 | 桜の花が咲くころとなりましたが、お元気でお過ごしでしょうか。 |
| 4月 | 桜花の候、葉桜の候 | 春風が心地いい季節となりました。 |
| 7月 | 猛暑の候、大暑の候 | 毎日猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。 |
| 10月 | 清秋の候、紅葉の候 | 秋冷の折、皆様のますますのご健勝をお祈り申し上げます。 |
| 12月 | 師走の候、寒冷の候 | 年の瀬を迎え、お忙しい日々をお過ごしかと存じます。 |
結びの挨拶も、覚えておくと便利なフレーズがいくつかあります。
1. 相手の健康・幸福を祈る言葉 (季節問わず)
- 末筆ながら、先生のますますのご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
- 何卒お身体おいといください。
- 時節柄、くれぐれもご自愛ください。
2. 今後の指導・厚誼を願う言葉
- 今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。
- 引き続きご支援ご厚情を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
3. 乱筆・乱文を詫びる言葉 (手書きの場合)
最後に謙遜の表現として添えることもあります。
- 乱筆乱文お許しください。
- 乱筆乱文のほど、ご容赦願います。
こうした一言を添えるだけで、温かみがぐっと増すかなと思います。
大学教授へのメール例文とマナー
大学や専門学校になると、教授への連絡は手紙よりもメールが主流ですよね。メールは手軽ですが、手紙以上にマナーが問われると私は感じています。親しみやすい教授であっても、メールは公的な文書と捉えましょう。
大学教授へのメール 5つのマナー
- 大学のアドレスを使う
- 件名だけで用件がわかるようにする
- 宛名は「〇〇 〇〇 先生(教授)」とする
- 本文の冒頭で挨拶と名乗りを行う
- メールの最後に必ず署名を入れる
これら5つは最低限守りたいマナーです。それぞれ詳しく見てみましょう。
1. 大学のアドレスを使う
大学から支給されたメールアドレス(ac.jpなど)を使いましょう。フリーメール(GmailやYahoo!メールなど)は、迷惑メールと誤認されたり、そもそも確認してもらえない可能性があったりするため、避けるのが無難です。
2. 件名だけで用件がわかるようにする
教授は日々多くのメールを受け取っています。「質問です」「お願い」「件名なし」といった件名は絶対にNGです。「【〇〇(授業名)】レポート課題についての質問(〇〇学部 楽天太郎)」のように、「授業名」「目的」「氏名」が一目でわかるようにしましょう。
3. 宛名は「〇〇 〇〇 先生(教授)」とする
本文の冒頭に、必ず宛名を記載します。ここでも「先生 様」は間違いです。「〇〇 〇〇 先生」または「〇〇 〇〇 教授」とします。
4. 挨拶と名乗り
「お世話になっております。〇〇学部〇学科〇年の楽天太郎です。」と、所属と氏名を明確にします。名乗らないのは、電話でいきなり用件を話すのと同じくらい失礼にあたります。
5. 署名を必ず入れる
メールの最後に、署名を必ず挿入します。これはビジネスメールの基本でもありますね。学部学科、学年、氏名、学籍番号、メールアドレスを記載しておきましょう。
【件名】ゼミ指導のお礼(〇〇学部〇年 楽天太郎)
【本文】
〇〇 〇〇 先生
いつもご指導いただき、ありがとうございます。
〇〇学部〇学科〇年の楽天太郎です。
先日は、ゼミの面談にお時間をいただき、誠にありがとうございました。
先生にご紹介いただいた参考文献を拝読し、〇〇(テーマ)についての理解が深まりました。また、アドバイスいただいた(〇〇という視点)をレポートに加えたところ、論旨が明確になりました。
(※このように、アドバイスによって何を得たかを具体的に書くと丁寧です)
お忙しい中、貴重なご助言をいただき、心より感謝申し上げます。
引き続きご指導のほど、よろしくお願いいたします。
それでは失礼いたします。
――――――――――――――――――
〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 〇年
楽天 太郎(Gakuseki: 123456)
E-mail: taro-***@university.ac.jp
――――――――――――――――――
また、緊急でない限り、深夜や早朝の送信は避けるのもマナーです。一般的な勤務時間帯(例:平日の8時~18時)に送信するのが望ましいですね。
保護者から伝える感謝の手紙
卒業式や学年末、卒園式などに、保護者として担任の先生へ感謝を伝える手紙も、とても素敵ですよね。この場合は、「子供が先生のおかげでどう成長したか」そして「親としてどう感じているか」を具体的に書くと、先生も喜んでくれるかなと思います。
先生にとって、子供たちが楽しく学校生活を送ってくれたこと、そして成長してくれたことが一番の喜びのはずです。
保護者からの手紙で伝えたいポイント
- 具体的な子供の変化や成長:
「入学当初は人見知りが激しく、自分のことばかりで周りが見えていなかった〇〇が、先生に一年間担任していただいたことで、『相手の気持ちを考えて行動すること』ができるようになったと、親として驚いております。」
- 子供の言葉:
「先日、〇〇が『先生と過ごせた小学校最後の年が、一番楽しかった』 と話しておりました。」
- 親としての感謝:
「これもひとえに、〇〇先生が根気強く、温かいご指導を続けてくださったおかげと、感謝の気持ちでいっぱいです。」
このように、親の視点から見た子供の変化と、それに対する感謝を素直に綴るのが一番伝わるはずです。
お世話になった先生への手紙例文と贈り物

ここからは、もう少し具体的なシチュエーションに分けて、お世話になった先生への手紙の例文と、私「TAKE」ならではの「贈り物」のアイデアを少しだけご紹介しますね。手紙にちょっとした贈り物を添えることで、感謝の気持ちがより深く伝わることもあるかなと思います。
卒業時に送る手紙:中学・高校

中学や高校の卒業は、多感な時期を支えてくれた先生への感謝が一番こみ上げる時かもしれません。この時期の手紙で一番大切なのは、やはり具体的なエピソードを盛り込むことです。
ただ「ありがとうございました」と書くだけでなく、「なぜ」感謝しているのかを具体的に伝えましょう。
【例文:中学校卒業生から担任の先生へ】
拝啓
春風が心地よい季節となりました。〇〇先生におかれましても、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
さて、このたび無事に中学校を卒業することができました。
三年間、特に最後の二年間は担任として、本当にお世話になりました。
入学当初は、部活動と勉強の両立に悩み、自信を失いかけていました。
しかし、先生が面談で「〇〇は歴史が好きみたいだから、社会の授業でみんなに解説してみないか」と声をかけてくださったことを今でも覚えています。
先生の授業は、教科書に載っていない昔のエピソードがとても面白く 、人前で話すのは苦手だった私が、先生のおかげで歴史という得意分野を見つけ、自信を持てるようになりました。
高校では、先生に教えていただいた「学ぶ楽しさ」を忘れずに、新しいことにも挑戦していこうと思います。
先生のこれからのご活躍とご健康を心よりお祈り申し上げます。
三年間、本当にありがとうございました。
敬具
令和〇年三月十五日
〇〇 〇〇(自分のフルネーム)
〇〇 〇〇 先生
こんな風に、自分だけが知っている先生との思い出や、かけてもらった言葉がどう自分に影響したかを書くと、ありきたりではない、心のこもった手紙になりますよ。
先生の退職や異動で送る手紙

先生の退職や異動は、生徒や保護者にとっても大きな節目です。これまでの感謝と、新天地での活躍を祈る気持ちを伝えたいですね。
退職される先生へは、これまでの長きにわたる功労への「お疲れ様でした」という気持ちが中心になります。
異動される先生へは、「新天地でのますますのご活躍を」というエールが中心になります。
【例文:保護者から退職される先生へ】
〇〇 〇〇 先生
長い間、〇〇(学校名)でのお勤め、本当にお疲れ様でした。
そして、〇〇(子供の名前)が大変お世話になりました。
〇〇先生は、子どもたちからだけでなく、私たち保護者からも大人気で、いつも温かい笑顔で話しかけてくださることが、どれほど心の支えになっていたか分かりません。
〇〇先生が作り上げてこられた、この〇〇(学校名)の温かい雰囲気を、保護者一同、忘れることはありません。
退職後も、お体をご自愛ください。
新天地でのますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
本当に長い間お世話になりました。
令和〇年三月吉日
〇〇(子供の名前) 保護者
〇〇 〇〇(保護者のフルネーム)
こうした手紙には、ささやかなプレゼントを添えることも多いと思います。退職祝いの選び方については、当サイトの別の記事でも紹介していますので、よければ参考にしてみてくださいね。
結婚や成人式の近況報告
卒業してからも、人生の節目で恩師に報告できる関係って素敵ですよね。成人式や結婚式は、その絶好の機会です。「あの時の教え子が、こんなに立派になった」と先生に報告することは、最高の恩返しの一つかもしれません。
成人式の報告
成人式は、社会的な責任を負う一員となったことを報告する良い機会です。「先生の教えが社会人としての基盤となっている」ことを伝えると喜ばれます。
「先生が常々おっしゃっていた『自分の言動に責任をもちなさい』 というお言葉を、今あらためて胸に刻んでおります。未熟者ではございますが、先生の教え子であることを誇りに、社会の一員として責任ある行動をとれるよう精進してまいります。」
結婚の報告
結婚は人生の大きな節目です。報告が遅れないようにしつつ、パートナーを紹介する気持ちで手紙を出すと良いですね。
「このたび、〇月〇日に結婚いたしました。ご報告が遅れましたこと、お詫び申し上げます。在学中は、進路に悩む私に親身になって相談に乗っていただき、本当にありがとうございました。先生の励ましがなければ、今の私はありません。これからは夫婦ふたりで力を合わせ、温かい家庭を築いていく所存です。未熟な二人ではございますが、今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。」
(※女性の場合は、旧姓も書き添えると分かりやすいです: 〇〇 〇〇(旧姓:〇〇))
謝恩会で喜ばれるプレゼントの選び方
謝恩会などで手紙と一緒にプレゼントを渡す場合、何を選べば喜んでもらえるのか、幹事さんは特に悩みますよね。先生の年代や環境に合わせて、実用的なアイテムを選ぶのがポイントです。
保育園・幼稚園の先生へ
保育園や幼稚園の先生は、毎日子どもたちと接しながら忙しく働いています。仕事や日常生活で役立つアイテムや、リフレッシュできるものが喜ばれるでしょう。
- 名入れボールペン: 連絡帳や書類の記入など、ボールペンを使う機会は非常に多いです。名入れの特別感が喜ばれます。
- ハンドクリーム: 手洗いや消毒を頻繁に行うため、手荒れに悩む先生は少なくありません。保湿効果の高いハンドクリームは実用的です。無香料や優しい香りのものが職場でも使いやすいですね。
- おしゃれなハンカチ: 吸水性が高く、肌触りのよい上質なハンカチは、何枚あっても困らないアイテムです。
小学校~高校の先生へ
小学校から高校の先生は、授業の準備や採点、部活動などで忙しい日々を過ごしています。
- マグカップ: 職員室での休憩時間に使えるマグカップは定番です。保温・保冷機能があるものや、蓋付きのものも実用的です。
- ボールペンセット: 採点で赤ペンを大量に消費するなど、筆記具は必需品です。書きやすい上質なものや、多機能タイプのボールペンは重宝されます。
- お菓子の詰め合わせ: 忙しい合間のリフレッシュに。個包装のものを選べば、職員室でシェアしやすく、気軽に楽しんでもらえます。
大学・専門学校の先生へ
大学や専門学校の先生は、研究や講義、学生指導など多忙な日々を過ごしています。少し上質で知的な贈り物が喜ばれる傾向があります。
- 高級ボールペン: 講義や研究で筆記の機会が多いため、書き心地の良い高級ボールペンは喜ばれます。
- ドリップコーヒーセット: 研究室で論文執筆に集中する時間も多いため、手軽に淹れられるドリップバッグタイプのコーヒーギフトもおすすめです。
- ブックカバー: 本を読む機会が多い先生には、レザー製の上質なブックカバーなども実用的なプレゼントです。
謝恩会のプレゼント選びについては、こちらの記事でも詳しく解説していますよ。
予算5000円から選ぶ贈り物
プレゼントの予算は悩みどころですが、価格帯ごとにおすすめのアイテムをピックアップしてみました。
予算5,000円以内
5,000円以内のプレゼントは、気軽に贈れるうえ、実用性が高いものが喜ばれます。
予算5,000円以内のプレゼント例
- 名入れボールペン: 毎日使えるボールペンは、記念品として人気です。名入れをすれば特別感が増し、長く愛用してもらえます。
- 高級タオルセット: 今治タオルなどの上質なタオルは、実用的で贈りやすいアイテムです。肌触りがよく、誰にでも喜ばれます。当サイトのタオルギフトに人気のブランド11選の記事も参考にしてみてください。
- QUOカード(ギフトカード): 使い道を選べるQUOカードは、相手の負担にならず、便利な贈り物です。オリジナルデザインなら記念品としてもピッタリです。
予算5,000円~1万円
5,000円~1万円のプレゼントは、上質なアイテムを選べる価格帯です。特別感のあるギフトを贈りたいときにおすすめです。
- カタログギフト: 相手が好きな商品を自由に選べるカタログギフトは、贈り物として失敗が少ないのが魅力です。グルメや雑貨、体験型ギフトなど、好みに合わせて楽しんでもらえます。選び方はカタログギフトおすすめ14選の記事でも紹介しています。
- 高級グルメギフト: 高級スイーツやブランド牛などのグルメギフトは、特別感を演出できます。日持ちするものを選べば、相手が好きなタイミングで楽しめます。
- ワイン・シャンパン: お酒が好きな先生には、上質なワインやシャンパンのギフトがおすすめです。
予算1万円以上
1万円以上のプレゼントは、特別な感謝を伝えるのにふさわしい、上質なギフトが選べる価格帯です。
- 高級カタログギフト: 価格帯を上げたカタログギフトは、高級旅館やホテルの宿泊券、高級グルメなどが充実しており、特別感を演出できます。
- 帝国ホテルや有名レストランの食事券: 特別な食事を楽しめるペアディナー券やランチ券は、思い出に残る贈り物になります。
- 高級タオルやブランドギフト: ラルフローレンや今治タオルの上質なギフトセットは、長く愛用できる日用品として喜ばれます。
お世話になった先生への手紙と例文総括
今回は、お世話になった先生への手紙の例文やマナー、そして一緒に渡したいプレゼントのアイデアについてお話ししました。
手紙の書き方には「型」や「マナー」がありますが、いろいろと解説してきたものの、一番大切なのは、やはり「感謝の気持ち」そのものかなと思います。
「先生のおかげで、こんな風に成長できた」
「あの時のあの一言が、今も支えになっている」
そうしたあなた自身の素直な言葉や、具体的なエピソードが、どんなに高価な贈り物よりも先生の心に響くはずです。この記事が、あなたの心のこもった手紙作りのお役に立てれば、私もうれしいです。


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